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第38期棋聖就位式

2014年4月18日(金)に東京「帝国ホテル」にて、第38期棋聖就位式(主催：読売新聞社)が行われました。

今期は、井山裕太棋聖(名人・本因坊・天元・王座・碁聖)に、これまで棋聖在位通算5期の山下敬吾九段が挑戦しました。

スペインの地から始まった今回の七番勝負、第1局から井山棋聖が３連勝、強さを見せてそのままの勢いで防衛するかに思われましたが、土壇場に追い込まれた山下九段の巻き返しが始まり、そこから２連勝しました。
井山３勝-山下２勝で迎えた新潟南魚沼市「龍言」での第６局。連勝して勢いにのる山下九段を最後は押し切り、４勝２敗で井山棋聖が棋聖位の初防衛を果たしました。

就位式会場には、２５歳のときに将棋界で７冠を達成した羽生善治三冠(王座・王位・棋聖)や多くの関係者が祝福に駆け付けました。
井山棋聖は５月２４日の誕生日をむかえると２５歳、羽生三冠と同じ年での七冠同時制覇なるか、今後の活躍にさらに注目です。

第38期棋聖戦七番勝負の全対局の結果と棋譜(手順のみ・解説付き)は、YOMIURI ONLINE棋聖戦特設ページにてご覧いただけます。

アルバム

主催者挨拶をする老川祥一読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理
和田紀夫日本棋院理事長による主催者挨拶
中川和雄関西棋院理事長による主催者挨拶
和田日本棋院理事長から井山棋聖に允許状が授与された
中川関西棋院理事長から允許状を受け取る井山棋聖
棋聖大賞ならびに賞金授与の後、記念撮影に応える井山棋聖と老川最高顧問・主筆代理
祝辞を述べる将棋棋士の羽生善治三冠
井山棋聖、第6局が行われた「龍言」の小幡と志女将から記念の花束を受け取る
就位式に駆け付けた関係者に向け謝辞をする井山棋聖
棋道懇談会の今井敬会長が乾杯の音頭をとり、祝賀パーティーが始まった。
談笑する井山棋聖と羽生三冠
滝久雄ぐるなび会長・創業者／ＮＫＢ会長・創業者、井山棋聖、滝裕子パンダネット代表取締役社長による記念撮影