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第37期棋聖就位式

2013年4月19日(金)に東京の「帝国ホテル光の間」にて、第37期棋聖戦(主催：読売新聞社、日本棋院、
関西棋院)の就位式が行われました。

今期は、4連覇を目指す張栩棋聖に井山裕太本因坊(天元・王座・碁聖・十段)が挑戦しました。

熱戦の結果、４勝２敗で井山本因坊が張棋聖を破り棋聖位を奪取、囲碁界史上初の同時六冠獲得、過去に獲得した名人を合わせ通算で七冠を制覇するグランドスラムも達成する(二十四世本因坊治勲、張栩九段に続き３人目)という記録づくめのシリーズとなりました。

就位式には昨年結婚したばかりの伊緒夫人をはじめ、多数関係者が駆けつけ、井山新棋聖の誕生を祝いました。

そんな中、師匠の石井邦生九段が代表して祝辞を述べ、井山新棋聖とのエピソードを語った後「世界でも一番になってもらい、私を世界一の果報者にしてくれるように頑張ってほしい」と激励し、会場全体が暖かい大きな拍手に包まれました。

第37期棋聖戦七番勝負の全対局の結果と棋譜(手順のみ・解説付き)は、YOMIURI ONLINE棋聖戦特設ページにてご覧いただけます。

アルバム

允許状を読み上げる和田日本棋院理事長
中川関西棋院理事長から允許状を受け取る井山棋聖
棋聖大賞のメダルを授与される井山棋聖
棋聖大賞、賞金を授与された後、記念撮影に応じる井山棋聖
祝辞を述べる井山棋聖の師匠、石井邦生九段
壇上で謝辞を述べる井山棋聖
会場には伊緒夫人もお祝いに駆けつけ、夫婦揃って記念撮影
井山棋聖の地元支援者から寄贈された樽酒が会場でふるまわれた