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第13回世界学生囲碁王座戦

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第13回世界学生囲碁王座戦

2015年2月24日(火)~25日(水)に東京・銀座「銀座インターネットフォーラム」にて、第13回世界学生囲碁王座戦(主催:日本経済新聞社、全日本学生囲碁連盟、株式会社パンダネット)が開催されました。

今回は、12か国地域の選手16名が囲碁学生世界一をめざし、東京に集まりました。


23日に行われた前夜祭では、翌日から始まる対戦の組み合わせ抽選が行われ、各選手が大会に向けた抱負を述べ、健闘を誓い合いました。


翌日24日に2回戦まで行われ、日中韓台の男性選手が全勝。
25日の午前に3回戦で中韓と日台の選手がそれぞれ決勝進出をかけて激突しました。

熱戦の結果、決勝進出の選手が決まり、中国代表の蘇広悦さん(上海外国語大学)‐中華台北代表の葉罡廷さん(国立中央大学)のカード昨年同様、中国代表と中華台北代表の組み合わせになりました。

注目の決勝戦は、黒番の蘇広悦さんが137手で中押し勝ちを収め、中国勢が2年連続の優勝を飾りました。

蘇さんは、2年前にも本大会に中国代表として出場していますが、その時は決勝戦で敗れて準優勝。今回は見事その雪辱を果たした形となります。


表彰式で、中園清三全日本学生囲碁連盟参与から、「優勝した蘇選手は、実力があるのはもちろんですが、非常に落ち着いていました。形勢が分からない時も冷静に打ちすすめ、勝利を手繰り寄せました。順当な結果ではないでしょうか」との感想がありました。

1位以下は、韓国の朴鍾昱さん(明知大学)が2位、最後に蘇さんに敗れた葉さんが3位、4位は韓国の張允禎さん(世翰大学)となりました。
日本勢は、丹羽隼也さん(慶應義塾大学)が6位、塚田花梨さん(立命館大学)が7位の結果となりました。

本大会の全棋譜は第13回世界学生囲碁王座戦特設ページにてご覧いただけます。

アルバム

  • 選手を前に挨拶する全日本学生囲碁連盟特別顧問の林海峰名誉天元
  • 挨拶をする滝裕子パンダネット代表取締役社長(世界ペア碁協会副会長)
  • 次の日からの対局の組み合わせの抽選が行われた。
  • 組み合わせ決定後、それぞれの選手が大会に向けた抱負を述べた。
  • 選手全員で記念撮影【レセプション会場にて】
  • 決勝戦は、2年連続で中国代表と中華台北代表の対決となった。
  • 中華台北代表の葉罡廷さん (国立中央大学)
  • 中国代表の蘇広悦さん(上海外国語大学)
  • 優勝した蘇さんは、斉藤十朗全日本学生囲碁連盟会長より表彰をうける
  • 選手と来賓による記念撮影
  • 入賞した選手【左から、1位:蘇さん、2位:韓国の朴鍾昱さん(明知大学)、3位:葉さん、4位:韓国の張允禎さん(世翰大学)
  • 優勝し、記念撮影に応じる蘇さん